常陸太田市水府漆苗植裁会

2015年3月29日、会員の菊池麦彦氏の尽力で常陸太田市にある親戚の畑跡地に85本ほどの苗木を36名の関係者と共に植えました。

これを機会に、県北の多くの所で、植栽が進むことを希望しています。

大きな課題は耕作放棄地など空き畑は増えているのですが、草刈りなどの補育管理をする方がとても少ないことです。

日本を代表する漆工芸の基盤とも言えるウルシの木を絶やさず、地元の文化的資産として次の世代にしっかりと引き継げるよう、地元の皆様のご理解とご協力を切に希望しています。


常陸太田市水府漆苗植裁会

奥久慈漆生産組合長 神長氏の育てた漆苗

常陸太田市水府漆苗植裁会

植える前に、奥久慈漆生産組合の飛田氏の指導を頂きました。

常陸太田市水府漆苗植裁会

茨城県林政課の皆様はじめ東京、埼玉、栃木などから多くの方が集まり和気藹々の作業でした。

常陸太田市水府漆苗植裁会

鍬やスコップを使い丁寧に植えました。

常陸太田市水府漆苗植裁会

植栽後の記念撮影



植栽前には、地元NPO法人「結」スタッフで壱木呂の会賛助会員の梶氏に説明と引率をお願いし常陸太田市内の古い町並みの見学をさせて頂きました。

植栽後には、NPO法人「結」の拠点でお茶を頂きながら、歓談して、植栽会を終えました。