日本産漆を支援する 壱木呂の会展
伊勢丹新宿店5階=アートギャラリー
2014年5月14日(水)〜5月20日(火) 最終日4時30分終了
漆器が人々の生活から遠ざかり、いま日本産漆の生産は危機に直面しています。私たち壱木呂の会は1997年より、十数名の漆芸家が漆掻きから漆を購入することで、日本産漆の生産を支援する活動を始めました。賛助会員や、漆の木のオーナー制度を設け、2009年から奥久慈に漆の植栽も行っています。小さな草の根運動は昨年NPO法人として生まれ変わり、新たな一歩を踏み出しました。
この度、伊勢丹の協力のもと、初めての会員展を催すこととなりました。ぜひ皆様にご高覧いただき、日本の大事な漆文化に触れていただける機会になれば幸いです。
17日(土) 2時より
「縄文人の漆文化を知ろう」工藤雄一郎 国立歴史民俗博物館准教授
「縄文人のウルシ利用」佐々木由香 早稲田大学非常勤講師
「縄文人とウルシの森」能城修一 森林総合研究所チーム長
18日(日) 2時より
「うるしとくらし」曽根眞佐子 文化学園大学客員教授プロダクトデザイナー
「漆掻きを次世代につなぐ」神長正則ほか 奥久慈漆生産組合組合長
14日(水)、15(木)、16(金)、19(月)、20日(火) 会員によるギャラリートーク
各日2時〜、3時〜